【第7回大会】IWTO2025 “最終決戦” 実施レポート
【第7回大会】IWTO2025 “最終決戦” 実施レポート

【第7回大会】IWTO2025 “最終決戦” 実施レポート

2025年3月15日(土)にグランディ21(宮城県利府町)にて「IWTO2025 “最終決戦”」大会が開かれました。

今回で『学生団体IWTO』として実施が最後になる本大会の【実施レポート】をお送りいたします。

最後の大会ということで熱が籠ってしまっており、かなりダラダラ書いていますがご了承ください笑

本大会は、学生団体IWTOの最終大会となりました。
『学生団体』という名前にある通り、運営メンバーは全員大学生をしております。
選手目線を大事にした大会運営・企画を行えるのが、我々の強みでした。
しかしこの度、学生から社会人へステップアップするメンバーがいるということで、本大会を我々にとっての『最終決戦』にしようと決意し、大会名に”最終決戦”という名前を付けました。

本大会で新たに成し遂げたことは大きく4つです。

・セルフチェックイン機能の導入

・選手自身での結果登録機能の導入

・オーダーオブプレイの完全自動化

・コンソレマッチングの完全自動化

上記2つに関しては、以下のオンライン開会式にて説明しております。

と、実績を書き連ねていますが、最終大会が終了したということで少し学生団体発足当初を振り返りたいと思います。

初めてIWTOが大会を開いたのは、2022年4月です。
この時は、新型コロナウイルスが猛威をふるい、感染対策をどのようにするか、が最大の課題でした。
「大会運営の自動化」なんて、言葉すら出ていませんでした。

しかし、ありがたいことに参加者が増えてくると「アナログな運営」の大変さに気づきます。
この気づきも、我々が高校生時代、皆様と同様に選手として大会に参加していた時には気づかなかったことです。

第3回大会にて「オーダーオブプレイのIT化」、第5大会にて「完全ペーパーレス運営」、第7回大会(本大会)において「運営完全自動化」を達成しました。

「テニス大会がITで自動化されてすごい!」という感想を頂けて、IWTO一同嬉しい限りでございます。
しかし、テニス大会自動化の本当の狙いは「デジタルで無駄を省き、アナログの価値を最大限引き出すこと」でした。

本大会では皆様に「試合後ミーティング」と「IWTOアナリティクス」という2つの企画にご参加いただきました。

「試合後ミーティング」とは、試合終了後に勝者・敗者関係なくお二人で本部にお越しになり「相手の良かったプレーについて」というテニスにまつわるお話から「おすすめの映画は?」などの全く関係のない質問まで、運営を交えてお話しいただきました。
試合後ミーティングは、運営がオーダーオブプレイの進行に気を取られていては実施ができません。

運営と3人で会話をすることで「テニスを通した新たな出会いを促進する」という真の目的を達成できたことになります。

では、常々出てくる「運営の自動化」とはどういった状態を指すのでしょうか。

我々の定義では「大会期間中に、運営メンバーが一切の大会進行に関わる事務作業を行わない状態」のことを指します。

試合を開くだけなら、極端な話、運営が1名も必要ありません。

今回大会では、一切の紙もパソコンを触っていません。

結果の入力については、選手個々人がraqutyに登録をする形で行われました。

我々も「選手がコート上で結果報告を行う風景」は初めて見ましたので、感動しました笑

皆さんが送った試合結果は、即座にオーダーオブプレイに反映されて次の試合が自動で組まれました。

自動化の波は「受付」シーンにまで派生しました。

当日の朝に数字6桁のワンタイムパスワードを選手の皆様へ送信いたしました。

そして、現地に置いてあるタブレットへ数字を入力するのみで、受付が完了。

こちらも、運営が一切パソコンを触らず行えて、行列もできず。

選手・運営双方にとってストレスフリーな受付になりました。

選手入力用受付画面

運営が自動化され、規模も大きくなったこの大会を支えてくれた方々がいらっしゃいます。

本大会では「テニスショップハッチ(Hacgh)」様よりご協賛をいただきました。

当日は、お得なクーポン券の配布や賞状伝達等を行なっていただきました。

また「テニスショップハッチ(Hacgh)」様の次回大会がraqutyに掲載されています。

さらに「(株)ダンロップスポーツマーケティング」様より、大会景品等のご協賛をいただきました。

1-8位の選手へお渡しした大量の景品は、ダンロップ様よりご協賛いただいております。

当日は、試打ラケットをご使用いただいた方もたくさんいて、運営一同嬉しい限りです。

【優勝者インタビュー】

優勝:東陵高校 菊地 大凱 選手

Q:優勝してのお気持ちは?

A:決勝に行くまで、楽な戦いはなかった。準決勝はせった試合になり、焦る場面もあったが最後まで自分のプレーができた。

Q:IWTOに参加してみてどうだった?

A:本部に行かず、スムーズな大会であるという印象を受けた。

Q:今後の目標は?

A:県総体を目標にして、良い結果を残したい。そして、東北・全国へ駒を進めていきたい。

【次期IWTOメンバー募集】

テニス大会の運営に興味がある人を募集しています!

・選手としてではなく”運営”としてテニスに関わりたい
・独自の大会企画を計画したい
・「大会運営の新しいカタチ」をリアルに感じたい
・HP制作・YouTube動画編集・インスタ運用・プログラミングを学びたい
・テニスを通した大学生のつながりが作りたい!

皆様のご応募、お待ちしております!


たくさんのご参加、誠にありがとうございました!

試合結果はこちらから

これまで大会を提供してきた「学生団体IWTO」とアプリケーションを運用していた「raquty合同会社」(メンバーは同じ)は別組織でしたが、今後はraquty合同会社主催の大会(大会ブランド名:IWTO)に変更いたします。

エントリー費用や大会企画内容等の変更は今後も一切ございません。

次回大会は、2025年11月に開催予定です!

夏を越して、成長した選手の皆様と、よりパワーアップしたraqutyが11月にテニスコートで会えることを、運営一同心より楽しみにしております。

学生団体IWTO 大会運営チーム